金曜日, 1月 16, 2004

“Adobe Creative Suite” DEBUT

15日に赤崎のホテル・ニュー・オータニで行われた“Adobe Creative Suite” DEBUT Fairに参加した。1000名ほどの参加者があったようだ。私はラッセル・P・ブラウンさんのセッションからの見学だった(ちなみに前回の Photoshop 7の時はスターウォーズだったが、今回はマトリックスの衣装で登場して会場は大喝采の渦となった)が、同じWebLogで諫山さんと吉井さんとで今後との 暴発予定を打ち合わせするなど色々な方との再会で話は弾んだ。さて、問題のAdobe Creative Suiteのリリースは、Adobeにとっては会社設立後で最大のイベントではないだろうか。内容は文句がないし、関心も高い。なにより、ユーザーに対し て安定した環境を一度に提供した意義は大変大きいと感じている。もっともこういった話を私がしてしまうとオブラートがかかっていると見る方も多いかもれな い。しかし、それが違うことは各雑誌などで色々な方が原稿を寄せているレビュー等を読んで頂ければ直ぐに理解して貰えるはずだ。そんな中で唯一ひっかかる 点があるとしたら、それは安いとは言っても一度にアップデートするための出費と、Macintoshユーザーにとって初めてのMacOSXオンリー仕様と いったところだろうか。もし、使用しているMacがG3やG4の初期のマシンだとしたらマシンの買い換えやCPUボードでのドーピングを検討したほうがい いだろう。そうなると最後に残る防波堤は印刷所の対応と言うことになる。いつもシワ寄せは印刷所となってしまい、足を向けて寝ることは出来ないが、 Adobe Creative Suiteの普及の速度に様々問題の解決の糸口が見え隠れしているような気がしてならない。(column: 1461)