月曜日, 8月 16, 2004

××系の人

交友関係とは無縁の通りすがりの通行人に突然集中させられるときがある。『あっ、××系の人だ』という種族系分類の典型例が突然視界に入ったときだ。元来 あまり周りの人に対してキョロキョロするほうではないので、この種族系分類の典型例は強烈なインパクトを与える。いったい何の話かというと、たとえばそっ くりさんでないのだけど、なんとなくしぐさや服装の趣味、漠然とした全体のシルエットにメガネやカバンなどの道具があまりにも類似している方を感じたこと はないだろうか? 特定の、特にファンというわけではない芸能人などはよくこれに該当する方を発見する。絶対にどこかでDNAが繋がっているとしかいいようのない瞬間だ。 で、これを発見したのは小学校のときだった。もしかして私だけの変な感覚なのだろうかと最近少し不安になっていたりする。血とエバ初対面のはずなのに『こ の人とはどこかで会ったことがあるばだ』という感覚である。専門的には様差ま゛な過去の記憶が複雑に影響しあった上に、思いこみや想像が加算されて形成さ れるある種の幻覚なのだとか。もちろん私は変なモノを吸ったり呑んだりはしていない。(column: 1609)