月曜日, 12月 27, 2004

レコードプレイヤー

唐突な話しだが、我が家にレコードプレイヤーが届いた。20代前半以下の方達には理解不能なレコードプレイヤーである。実は私はLPレコードをまだ100 枚以上保有しているのである。しかも恐ろしく保存状態も盤面の状態も良いので新品同様である。しかし、20年ほど前に壊れたステレオを廃棄してしまってか らはそのままCDの世界に入ってしまって忘れてしまっていたのである。つまり引越しの時の梱包のまま20年経過してしまったわけである。だから綺麗なので ある。さて、届いたレコードプレイヤーで最初に聞いたのは実はLPではなくてEPレコードだったのである。これはなんと私が小学生の頃に始めて購入したレ コードで、これが聞きたいために父親にプレイヤー(ステレオではなくて一体型の蓄音機のようなもの)をねだったのである。普通はこで当時の流行歌を創造す る方が多いだろう。しかし私は音楽の授業で聞いた"In a Persian Market"(ペルシャの市場/ケテルビー)に魅了されてどうしてもリピートして聞きたくなったというわけである。ちなみにこのEPはビクター製で、 アーサー・フィドラー指揮、ボストン・ポップス管弦楽団となっている。裏面は円舞曲の『スケートをする人々/ワルトトイフェル』となっている。一応ステレ オである。価格450円は物価換算で考えると、今の2000円ぐらいだろうか。なんだかあの当時にタイムスリップしてしまった気分になった。しかし、届い たのはレコードプレイヤーだけなので、苦肉の策としてTVの外部機器端子に接続し、映像の無いビデオ3番で聞いていたりするのは少し間抜けかもしれな い。(column: 1691)