月曜日, 12月 12, 2005

Flashでの8の字処理は分割して対処



Flashで8の字処理を行うためにはガイドレイヤー上にパスを描く方法が一番簡単です。しかし、この方法だと交差したパスの部分が自動的に結合してしまい、後から交差点の修正を行うことが出来なくなってしまいます。



上の【図】はペンツールにて8の字のパスを描画したところですが、交差した部分は四つ又のパスとなってしまい位置調整が限界の状態となります。そこで発想を変え、下の【図】のようにタイムライン上のフレームを2分割し、上下の動きを別々のパスとして描画します。また、グリッド機能を使って正確に処理したほうがよいでしょう。



上の【図】に対して下【図】のようなパスを作成し、冒頭のイメージイラストのように、全体で8の字となるように動かしたいオブジェクトを設定すれば完成です。なお、Flashのパス描画は交差させてしまうと動作に問題が出ばかりでなく、無駄なポイントが加わってしまうので出来るだけ交差させないような工夫をすることが大切です。