水曜日, 4月 19, 2006

多少の心遣いはどんな写真にも必要な要素



演出過剰となってしまうと逆効果ですが、多少の心遣いはどんな写真にも必要な要素かもしれません。

冒頭のイメージは下の【図】のような元画像を調整しています。まず元画像の問題点は木にパースがかかってしまっている点です。これが目立つと困るような場合は、素直に自由変形ツールなどでパースを変更してしまいます。



下の【図】は元画像の複製レイヤーに対し、自由変形ツールでパース調整したモノですが、建物が扁平になってしまいました。



そこでパース処理をした画像の建物の部分だけを下の【図】のようにレイヤーマスクにて消し取ります。



後は細かい繋ぎ目の部分を注意して調整し、空の部分を差し替えて、カラーリングにメリハリを付けた結果が冒頭のイメージです。ここまでやりすぎる必要はありませんが、多少の気遣いは必要だと思います。