土曜日, 5月 13, 2006

IllustratorのFlash書き出しはレイヤーでの小細工が肝心



IllustratorでFlash書き出しする場合はレイヤーの複製でイメージを調整すると便利です。



IllustratorのFlash昨日はお世辞にも高機能とは言えませんが、FlashやFireworksとは異なり、んたんにレイヤー間のイメージをアニメーション化させることが出来ます。なにより現状では旧マクロメディア製品との相性はイマイチなのでIllustratorで作成した元データを綺麗なFlash にするにはIllustratorでそのまま書き出してしまった方が確実です。もちろんシンプルな動きの場合の話です。そこで問題となるのがレイヤー間の調整です。たとえば上の【図】のように作成した3つのイラストを下の【図】のようにレイヤー分けします。



あとは書き出しにて下の【図】ような設定を行うだけでFlashアニメが生成されますが、Fish_01とFish_002の間の表示時間をFish_02とFish_03の2倍欲しいという場合、設定項目がないのでIllustratorではお手上げとなってしまいます。



ただし、律儀なイラレを騙して下の【図】のようにFish_01とFish_002のレイヤーの複製を作成し、都合5つのレイヤーで構成させてからFlash書き出しを行うと、Fish_01とFish_002の間の表示時間がFish_02とFish_03の2倍となります。この論理で調整すれば、ある程度の小細工がIllustratorでも可能となります。