土曜日, 6月 09, 2007

大辻清司の写真展「出会いとコラボレーション」


8日、渋谷にある松濤美術館で開催されている大辻清司の写真展「出会いいとコラボレーション」へ出かけてきました。神泉駅で降りる方が近いようですが、私は渋谷の道玄坂方向から歩いていきました。普段デジタルにどっぷり漬かっている私にとって、この展示会は色々な刺激を受ける出会いとなったかもしれません。忘れかけていた「何か」がスイッチとして入ったのは確かです。特に氏のモノクロ写真の深みと質感は鳥肌が立つ思いさえしました。やはりモノクロ写真はいいですね。お勧めです。さて、帰りはどうしようかと思ったのですが、山手通りを246号沿いまで歩き、そのまま渋谷に降りるというコースでゆったりと徒歩を楽しみました。実は246号は子供の頃にパスで通っていた道なのです。そして、現在建っているセルリアンタワー東急ホテルの手前あたりにある小高く盛り上がっているところを子供当時、バスの中から歩いて見たいと切望していたことを思い出したからです。そして今それが実現したのが馬鹿みたいに嬉しく、異常にゆったりと歩く私はかなりの不審者だったかもしれません。もちろん当時は今と異なり本当に土手でした。そして、どうしてそこを歩きたいと思っていたのかは自分でもよく解りません。でも、のどかでゆったりとした気分にさせてくれるシーンで会ったのは確かです。その後、飲み会に突入でした。下は渋谷のTAPAという店の照明のアップです。普段ボーと見ているものでも部分的に切り取ってしまうとかなり面白いイメージになります。ちなみに両方とも携帯での撮影のため少々難有り。

(N905i)